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振り返ること

数か月、自分を客観的に見ること、思考することが出来ずにいて、その間「私って一体何なんだ?」「私の考えはどこにあるんだ?」というようなことを考えていたのですが、ようやく落ち着いてきました。すべてを(分かる人しか分からないけれど)客観的に見ると、やっぱり(これもです。すみません)おかしかったのだなと思います。

自分では「ちゃんとしている」「まっとうな日常を送っている」と思っていたのですが、自分で気づかない自分の意識では「もう耐えられない。逃げたい」って思っていたんです、きっと。

だから、年末に周囲の人にとんでもないくらいに迷惑をかけながら会社を辞めました。普段の私では考えられないくらいの迷惑をかけました。

だけどね、今になって思うと、そこまでしないといけないくらいに私は精神的肉体的に限界を迎えつつあったということです。とんでもないことを起こすほどにダメージを受けていたんですね。


今、冷静に自分を客観的に見ることが出来るようになって思うのです。


そのとき勤務していた職員には、ホントに迷惑をかけたと思うけれども、私を軸に、中心に考えるならば、心の底から「辞めてよかった」と思います。

会社に迷惑をかけたことは申し訳ないと思うけれども、では自分自身に向かう自責の念があるかというと全くないです会社の人ゴメンナサイ。

バサッと切って捨てるように、夜逃げをするかのように会社を辞めたことに対して「みんな、ごめんね」って思うけれども、そこに責任とか後悔とかまったくなくて、むしろそこまでしないと会社を辞めることが出来ないくらいに追い詰められていた無意識の精神状態のほうが恐ろしいです。無意識のうちにそこまで追い詰められていたということに私自身がビックリなのですが、そういう状況を無理やり、周囲に迷惑を掛けまくりながらも脱することが出来たというのは私にとっては類を見ないくらいの快挙。ごめんね社長。


だけどね、さっきも書いたけど、後悔は全くないんです。辞めてよかった、辞められて良かった。


それしかない。


今後どれだけ周囲に責められようとも、「自分を守りたい」それを念頭に置くと「ごめんね」という気持ちはありつつも、やっぱりどうしても「やめてよかった」と思います。きっかけはどうであれ、そのきっかけを正さなくてはいけない状況としても、某事がなかったら今の私を見いだすことはできなかったと思うのです。


だから、良くも悪くも、みんなに迷惑をかけたけれども、今の私が生き残るためには必要な手段だったのだと、そのように思うのです。

by wampp | 2011-05-24 22:19 | ひとりごと