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久しぶりにちょっと動揺

普通に生活をしていると、認知症状が出てきた瞬間ってなかなか家族でもなければ目の当たりにすることってないと思うのですが、今日はそんな一場面に遭遇して、久しぶりにちょっと動揺しました。

とはいえ、今まで猛烈で壮絶な認知症者と接してきたのでその場でパニックということはなかったのですが…。


本人も戸惑うんですよね。「あれ、今までこんなことなかったのに」って言うところからきっと始まるんです。で、徐々に何が何だか分からない~~おかしいおかしい~~~ってなって分からないことも分からなくなってしまう…。


今日は、いつもしっかりしている人が突然「えっ!?」っていうことを話し始めたので、変だなと思い、関係各所に確認したところやっぱり変だった……。

郎人特有のまだらぼけならいいけど…。


こういう時(に限らず)、冷静に臨機応変に対処できるのがベストですが、なかなかなかなか………。

万が一最悪の状況を迎えてしまった時は、まず相手の命の確保を私は最優先してますが、それが正しいかは分かりません。会社によって違いますし…。

その場の緊急性を鑑みて独断で処理して良い権限もありませんし、もどかしいなぁ~という気持ちもあります。
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by wampp | 2012-03-09 22:25 | お仕事のこと | Comments(2)

100%現場

今日は1日中現場に入りっぱなしでした。ここのところ、午前中は現場。午後は事務仕事っていう日々が続いていたので、久しぶりに現場に1日出て、メッチャ楽しかったけどメッチャ疲れた(笑)

現場は楽しい!

介護の職場は辛いってイメージがあるけど、何度もブログで書いてるけど、楽しいですよ。特に私の職場は良い意味でご利用者様をお客さん扱いせず、勿論敬意を表しますが基本同等。認知症の人でも普通の人と同じように接します。変な気づかいは一切しません。変に気遣うとどうしても距離が生まれるので精神的に疲れる。それは向こうも一緒で、変によそよそしいと不穏になったりします。どんな病気だろうと人間vs人間です。人間と人間の付き合いなんです。時には喧嘩もするけど、それがどういうことなのかを、おそらく私たちのような普通の人間よりもずっとずっと純粋な彼らたちは分かっています。これは私の勝手な自論ですけどね。

認知症の人ってホントに純粋ですよ。自分の気持ちに素直で、素直に自分の気持ちを表現して…。物凄く可愛らしい瞬間だし、羨ましいですね。物凄く不穏で「帰して、帰してーーー」って泣きながら訴えたり、暴行したりするけど、メチャクチャ愛情が湧く瞬間です。
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by wampp | 2010-05-10 21:53 | お仕事のこと | Comments(0)

帰りたガールズ。

ご利用者様の中には1日を通して帰宅願望のある人や、夕方になると帰りたくなる人など様々な方がいらっしゃるんですが、彼女たちをわが職場では「帰りたガールズ」と呼ばせてもらってます。

基本的には「帰りたい」ってなるのは認知症特有の症状なのです。


帰りたい理由のある人ない人…。


様々なのですが、ご利用者様の更に奥にいるご家族様に「くれぐれもよろしくお願いします」と頼まれている以上、そうそう彼女たちの希望を聞くわけにはいかないという事情もあり…。

ほんとはね、本人たちの希望通り、「帰りたい」ってなった時に帰してあげたいし、そうしてあげるのがほんとの優しさだったり傾聴だったりするのですが、だからと言って、じゃあ帰して良いかというと様々な事情からそれは出来かねる。

それは

○家が分からない
→帰りたいけど、自分でA地点からB(自宅)地点までたどり着けるかというとたどり着くことができない。

○最低限の道路交通法がわからない
→下手すると信号のルールさえ分からなくなっている。

○お金を持っていない
→持っている人もいて「タクシーで帰る」って言い張る人もいるけど、基本お金を持っていないので他の交通手段を利用できない。ワンメーターでは着かない所の人が殆ど。

○歩行が不安定
→長い距離を歩けない。

○帰っても誰もいない
→実際に帰ったとしても、家に家族がいない。

等々、他色々色々な理由があるのです。


帰してあげられればそれに越したことはないんですが、そうにもいかないんですね。


正直、こっちも切なくなりますよ。涙目で「帰りたいのよーー!」って訴える方もいれば、怒りをあらわにする方もいるし、思わず「じゃあ、帰ろうか」って言いたくなります。でもそれができない…。でも向こうはこっちの言い分や理由、気持ちをわかるはずもないので(説明しても「自分」にとって都合の悪いことや都合のつかないことは無視か分からないか聞こえないので)あの手この手で説得します。それで納得してくれる方は良いんですけど、そうじゃない方もいるので、そういう方には帰宅願望が収まるまで黙って対応します。怒りや不満や他色々な負の感情をすべて吐き出して貰って落ち着いてもらいます。



うちの帰りたガールズたちは正直手ごわい(笑)





でも、みんなめちゃくちゃ可愛いおばあちゃんたちなので全く憎めない。


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by wampp | 2010-03-27 22:10 | お仕事のこと | Comments(0)

今日はがっつりと現場入りました。

朝から「今日は入浴介助をがっつりやるぞぉぉ」と意気込んで出社しました。今日は温かかったけど明日は初雪かもよ!?ってくらい寒くなるって予報なので、温かい今日のうちに皆さんにお風呂に入って欲しい気持ちでいっぱいで、朝から1日中入浴介助をしていました。

入浴介助をしていると1対1の会話ができるので楽しいんですよ。

色々、認知の症状があったり、身体機能に問題があったりの方々ですが、マンツーマンになってゆっくりと会話してみると、もの凄く良いことを言ってくれたりするんです。悩んでいる時は「なんか、浮かない顔してるわね」なんて一発でバレたり(笑)他には、いつも会話の返答が病の為に遅くなってしまう方と、じっくり会話が出来たり。そうするとお互いに何か通じ合えるんです。入浴介助は大変だけど、大きい施設と違うところは流れ作業的な入浴介助じゃないところですね。小規模なので、ゆっくり会話出来る時間があるのは強みだなーって思います。通じ合える何かがお互いに生まれることで職人的な介護とはまた違う人対人の付き合いが出来るような気がするんです。

なかなかね、私もまだまだ初心者ですが、何事も奥が深いなーと感じます。


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by wampp | 2009-12-12 22:58 | お仕事のこと | Comments(0)

いつも帰る時になって「お金がない」というおばあちゃん。

毎週夕ご飯を食べて帰る方なんですが、この方がなんでもかんでも「自分のだ」って言い張って持って帰ろうとするタイプの認知症の方なんです。センターの新聞なのに「家から持って来たのよ」って(笑)いつもそんなことで職員と押し問答があるんですけど、まあ、害のない物は(大事じゃない物)「あ、そう?じゃ、持って帰れば良いじゃん」って前向きに容認。で、最後に荷物チェック。荷物チェックすると出て来る出て来る。新聞紙。広告、週刊誌、他の人のズボン、施設のタオル…、他色々。笑っちゃいますよ。よくもまー、これだけのものを「自分のだ」っていうもんだなーって。ときにはおやつなんかも夜中にこっそり…なんてこともあります。

この人がね、必ず帰る時になると「お金がない」って騒ぎ出すんです。いつも1000円だけ持って来ているんですが、これがなんで毎回帰る時なのかってちょっと不思議に思っていたんです。理由が分かりました。

車代なんですよ。家まで送ってもらうから、ただで乗せてもらうのも悪いっていう理由から「お金がない」なんです。車代を払おうとするんですよ。「遠くまで送ってもらって悪いから」って。ぜーんぜん悪くないんです。私たち、それが仕事ですから。でも、昔の人だからそういうところが律儀なんですよねー。時にはコッチが「持って帰りなよ」ってあげたものを「ただで送ってもらって悪いから」って渡して来たりします(笑)いや〜、それさっき私があげたんですけど〜(笑)面白いです。

でね、これがね、車代の1000円をなんとかして渡そうとしてくるんですけど、80歳を過ぎたおばあちゃんとは思えないくらいの強引な手口でポケットにねじ込んで来たりするんですよ。毎回家の前で押し問答です(笑)結局その押し問答の光景を思いっきり家族に見られ、本人は舌をペロッと出して首をすくめて自分で頭をポンと叩いて終わり。彼女の「1000円渡すぞ」計画は頓挫するのでした。

もうね、気持ちだけでいいのよ。お金は利用分をきっちり貰えればそれで良いのよ。


ってなわけで、「お金がない」騒動の原動力が分かったのでした。

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by wampp | 2009-12-06 21:37 | お仕事のこと | Comments(0)

人それぞれの受け止めかたと考え方が必要な時もある。

10月28日発信の友達ブログにとても興味深い内容が書いてあったのでリンクします。

blogzukky

認知症という病はほんとにややこしくて、症状として現れる他に、その人それぞれのバックボーンが病に影響してきます。今の世界の医療で認知症を直す薬を開発するのはほんとに至難の業。むしろ、「薬で治す」ということが出来ないんじゃないかと思うくらい。だって、「認知症だから」って一概にひとまとめに出来ないくらい色々な症状をそれぞれが抱えているから。だから友達ブログのような理解と歩み寄りの姿勢が大切な気がします。

最終的には医療の世界だけど(病気だから)、そこまで行く前の段階は「病気だから」とか「薬飲んでるから」っていう言葉だけでは括るコトが出来ない奥の深い、興味深い、そして、不謹慎かもしれないけど面白い病だと思います。

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by wampp | 2009-10-29 00:22 | ひとりごと | Comments(2)

御陰さまで満員御礼で嬉しい悲鳴の週末。

10月に入ってから土日の週末が満員でして、嬉しい悲鳴です。御陰さまで…。

満員なんて、有り難いですね。有り難い……です(汗)

いやね、本当はね、ホントに嬉しいんだけど、嬉しいんだけど、シッチャカメッチャカなのよ。ほんと。次から次と「あーでもない、こーでもない」って言い出す人とか、ずっとブツブツ言いながら徘徊してる人とか、台所手伝ってくれる人は嬉しいけど、思い通りに行かなくて騒いだりわめいたりする人とか…。

どっぷり疲れます。今日も何度ため息をつき、「私をひとりにしてぇぇっっ」とフライパンに向って叫んだことか……。ほんとね、想像つかないかもしれないけど、ワラワラとみんなが寄って来て、よってたかって自分の主張を延々とぶつけてくるのよ。

なんか、信頼されてるのか「あいつが親分」って思われてるのか知らないけど、やたら利用者に色々と相談されたり頼りにされたり…。困ってることがあると「ねえ、ちょっと」と声を掛けられ、何かあるとすぐ呼ばれ…。育ちの良い利用者さんには「○○してたもれ…」と宣われ…。2回しか会ったことのない利用者さんにまで、入れ歯をカタカタされながら「あれがこうでこうで……ブツブツ」ってずっと文句を言われ続け…。早口で入れ歯がカタカタなるから何を言ってるのか良く分からないし…。

もう、なんでやねん!?


っていう週末なのよ。そんな騒ぎを横で観ているクリアな利用者さんは、こっちを気遣ってくれて、「良いよ、良いよ」と言ってくれる。ごめんね、本末転倒だよねと心で詫びながら、あらゆる認知症の方々のお相手をさせてもらってます。


日々是精進っていうか、人生勉強させてもらってますって感じです。

こんな日々を過ごしてると、たまに行った幼稚園で他のママさん達の会話を耳にして「なんて牧歌的なんだろう」と思ってしまうのでした。

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御陰さまで週末は満員です




もっと、男の職員もいるわけだからそっちに流れて欲しいのよ。
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by wampp | 2009-10-25 22:12 | お仕事のこと | Comments(0)

また1人…。

Excite エキサイト : 芸能ニュース 南田洋子さん死去

また1人著名人がなくなりました。死因はくも膜下出血。ここ数年は認知症を煩い、ご主人の長門さんの愛に溢れた看護と介護を受けていました。なんというか、なかなか言葉が出て来ないです。

でも、最期までご主人に愛されて、幸せな人だと思います。

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by wampp | 2009-10-21 21:48 | ひとりごと | Comments(4)

「ちょっと近くまで寄ったので」

今日契約に行ったのですが、その方の家の近くに以前うちのセンターを利用された方の家がありまして、契約が終わった後に少しだけお邪魔しました。

実は、その利用者さん、今年の8月にご自宅で親族一同に見送られるように亡くなられていまして、享年95歳。矍鑠とした話し方が特徴の飄々とした方でした。90歳近くまでカブ(バイク)を乗ってらして、薬も殆ど服薬しておらず、でもちょっと老人性の認知症がある方。総合的にお元気な方でしたが、やはり寿命なのでしょう、亡くなられる数日前から、親族全員に様々な介護をしてもらい、最後は奥様に看取られたということです。

年齢的には大往生です。

うちの施設は3回くらいしか利用してないんですけれど、ほんの5分、10分ですが、お線香を上げさせてもらって、最期の時の話も聞かせてもらえて良かったです。


凄く寂しい瞬間ですが、介護の仕事を続ける以上、どこかで経験することでもあります。

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by wampp | 2009-10-10 19:52 | お仕事のこと

オフの日も

場合によっては、仕事休みの日でも業務に関わらないと行けない時があります。今日は休みだったのですが契約に云ってきました。

多分、私が今までに契約に行った中で一番か二番くらいに「幸せ」が溢れている家庭でした。

様々な家庭に赴くとその家の雰囲気を感じることができますが、様々で、殺風景な家とか閑散とした家、家族の愛に満ちあふれた家など色々です。何と云うか、オーラというか空気というか、その家庭に流れる空気やオーラなんでしょうねー。家族の愛が感じられない家はとても居心地が悪くて、一刻も早く立ち去りたい気分になります。逆に愛に満ちあふれた家だととても居心地が良く、何かと質問しながら長居したくなります。

様々なんです。幾何学的な家もあるし…。どんなに素敵な家に住んでいても「愛」のない家は玄関に入った瞬間に感じます。流れる空気も冷たいし、本人がメインでいる部屋も何となく暗い。どよ〜んとした感じ。イヤな気分になります。一刻も早く立ち去りたいような…。

今日お邪魔した家は素敵な、甘い感じの愛情に溢れた家でした。

勿論、実際には知りませんよ。他人の家庭のことですから。ただ、家に流れる空気が違うんですよねぇ。被介護者に対する家族の感情っていうのは家に入ると分かります。介護に全く関心のない家は冷たい感じの空気が流れてます。逆に、最終的には家族で見られないから入所を希望している家族の家でも、被介護者を思う気持ちが強ければ温かいです。とても。

今日はとても温かい空気に包まれた家庭にお邪魔しました。

ここ数日、自分の心が殺伐としていたので、私自身もとても癒されました。


温かい家庭って、良いですよね。



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by wampp | 2009-10-02 19:30 | お仕事のこと | Comments(2)