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 「クレヨンしんちゃん」

お早うございます。すっかり冬休み気分が抜けていつもの生活リズムに戻りつつあります。今週末から子供の幼稚園が始まるので、それまで体調管理です。

何となく手に取った「クレヨンしんちゃん」のコミックを今お風呂で読んでるんですが、もうもう、お風呂で大爆笑です。なんか、アニメと違って全体的に薄い(線が多い)んですね。知らなかったな。

今、年少の息子は「クレヨンしんちゃん」に大ハマりなんですが、面白いんです。もう15年か20年くらいテレビで放送されてますね。放送され始めた当初は、舞台設定が私が通った高校がある街ということで、時間が合えば見ていました(なんとなく地元意識)。大学生、社会人になってからは全く見なくなったんですけど、その理由は、やっぱり「子供番組にしてはお下品だなー」ってところで20代の頃は受け付けなかったんです。

でも、今は子供と一緒に爆笑するくらい面白いです。休みの日なんか家族で爆笑してます。なんでかなーって考えたんですけど、全く一緒なんですよね、あれくらいの子供たちって。


私が勝手に思ってることなんですけど、しんちゃん、ぼーちゃん、まさおくん、かざまくん、ねねちゃんって、あれくらいの子供たちの象徴的なキャラクターなんです。面白いことを言ったりやったりする子、いつも鼻水垂らしてる子、他のお友達の言いなりの子(ある意味おとなしい子)、塾に沢山通ってる子、おままごとが好きな子。幼稚園生って、大体この5パターンに分かれるんです。それを極端に強調してるのが「クレヨンしんちゃん」なんだと思うんです。で、しんちゃんのお下品っぷりはあれくらいの子は殆どやりますね。悪気がある訳でもなくて周りが笑うからやっちゃうんです。「やめなさーい」って言っても調子に乗ってますよ。まさにしんちゃん状態です。でも、少しずつ心の痛みというものも理解する年頃なので、アニメを見ているとたまにホロッて来るんですね。

結局、しんちゃんくらいの年頃の子ってお下品なんですよ、普通に。近所の男の子も挨拶代わりに「おちんちんお早う」って私に言いますよ。「こらーっ」って追いかけて遊びますけど。そういうのが幼稚園児の「普通」なんだなーって思うと、「クレヨンしんちゃん」のお下品っぷりも普通に見えて来て、前みたいにイヤな気持ちにはならなくなりました。


そして、しんちゃんたちを囲む大人たちもあんなもんですね。ちょっと強調されてますけど、しんちゃんの母親のみさえと私はあまり変わりないです、子供のことに関しては。毎日ガミガミ怒るけど、ふっと子供って可愛いなーって思ったり。父ちゃんがお姉さんがいるお店で飲んで来たり、会社の女の子の名前を寝言で言ったりするのに対して「ゆっくりお話しましょ」なんてところは、口に出す出さないの差はあるけど、妻なら心モヤモヤって感じだからやっぱり変わりないだろうし。そんな普段はちょっと頼りない父ひろしだけど、ここぞって時には家族の為に頑張るところなんかは、「家族を愛するお父さん」だし。


しんちゃん家は凄く伸び伸びしていて、私から見ると素敵な家庭です。

by wampp | 2008-01-09 09:44 | 日常のこと