人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「凶状半生」

「凶状半生」とパソコンに打ち込んだら、一発で出てきちゃったことに少し驚いちゃいました(笑)

暴走族、わが凶状半生

中村淳彦 / コアマガジン



今、お風呂でこの本を読んでます。今は引退してるけどかつて若い頃、暴走族として凶状の日々を過ごしていた男達のインタビュー本です。なぜにこの本を読んでいるのかと言いますと、まっっっっっっったくっ、自分と関係のない、1ミリも自分の人生にかすらない人たちばかりで興味が湧いたからです。まだ読み途中なんですけど、「へぇぇぇ」「ほぉぉぉ」「こわぁぁぁ」と読みながら戦々恐々としてます。

喧嘩に明け暮れ、暴力も半端なく負けるなんて許されない世界。地元では名前と顔を知らないやつなんていない。そんな世界で生きてきた男達だけど、暴走族になって暴れ回ったきっかけっていうのがそれぞれ違い、勿論元々強かった人、いじめられっこだったけどきっかけがあり暴力、人をねじ伏せる快感を覚えた人、お金持ちの家庭に生まれ、父親の絶対的な存在に狂わされてしまった人々等…。


若い頃そういう不良に憧れみたいな気持ちを抱いて(反抗期の時)、暴走族を取り上げた雑誌をバイト先で見たりしてましたが、この本は族じゃなく、その人物を取り上げていて面白いです。刺激は強いですが、そういう世界があることは事実だから、じゃあそういう世界ってどんなところ?どんな人がいるの?っていう興味です。ただ、何人か読んだけど、みんな有名な暴走族の総長をしていて(知らないけど有名なんだってさ)、こぞって「俺が一番強い」ってことをインタビューで言ってるので一気に読むと疲れちゃいそう(困)

だからって暴走族の世界や歴史に詳しくなってもしょうがないので…。

暴走族じゃないし………。


やっぱり普通の人がこういう本を手に取るときって「1エンターティメント」って感じかなぁ?

壮絶な10代……だよね。凄過ぎます。

by wampp | 2009-03-20 21:32 | すごいこと!